| 薩摩の焼酎造りは、約500年の歴史があるといわれ、米焼酎の造りから始まり、約250年前の芋の伝来、さらに豊かなシラス台地のもと、鹿児島特産の芋焼酎をも生み育ててきました。
独特の風土と薩摩独自の焼酎造りが長い年月とともに完成され、深く人々の暮らしに根ざし、今日まで焼酎文化を築いてきました。 |
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| 日置にある島津家の祭神、八幡神社のお神酒造りから始まり110余年の歴史を持つ小正醸造株式会社。薩摩半島のほぼ中心、日本三大砂丘のひとつ吹上浜に隣接する日吉町日置、のどかに広がる田園風景のなかに、小正の日置蒸溜蔵があります。
そこは熊野神社「権現さあ」の井戸で知られる天然の清水が豊かに湧き出で、新鮮な原料とそれらを育む自然環境があります。長い歴史の伝統技法をベースに、最新のテクノロジーを生かして造られる小正の焼酎。
厳選された各種の原料と、微生物の発酵に最適な温度管理により、豊潤な風味を持つもろみの造り。さらに、独自に開発したスーパーサイクロン方式による蒸留と調熱・精製の過程を経て得られる焼酎原酒は、本格焼酎・貯蔵酒さらにリキュール酒すべての商品の源なのです。そこには、自然にさからわない焼酎造りへの情熱と歓びがあります。
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手造りかめ仕込みの「師魂蔵」
居ながらにして焼酎造りの全工程を見ることができるこの蔵では、まず、酒造りは「一に麹」といわれるように、最も神経を研がし、手造りによる麹を造ります。ずらりと並んだ「一次もろみのかめ壷」は、先代の名が記され、中では酵母菌が米麹を溶かし豊かな香りを放っています。「芋蒸し釜」「二次もろみのかめ壷」さらに、威風堂々として古式の風格のある「木樽蒸留器」では、限りなくやわらかい蒸気でもろみを温め、竹筒の先から垂れ落ちる誕生したばかりの芳醇な新酒は、検定がめを経て地下の貯蔵がめへとうつされ、凛とした静けさの中で熟成の眠りに入ります。
老杜氏薗田一幸により、その時々の原料の見分け方、天候の予測、気温の変化、微生物の気持ち、働き、酒質等、若い蔵人に焼酎造りの神髄を体感し、伝承続けています。先進の焼酎造りの魂の宿る「師魂蔵」は、5百年に渡る鹿児島の焼酎文化を守り続けています。
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