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◆古きを知って新しいものを..... ここの酒蔵に一歩足を踏み入れると食品工場を思わせる清潔さ。
暇さえあれば掃除をしているという 徹底ぶりはこの蔵の人たちの酒への愛情とも言える。 酒造りの過程で最も厳しい労働を伴う作業は 『蒸し』『麹づくり』『もろみのしぼり』の三つだったというが、
この蔵ではすべてが機械化されている。機械を導入した時、 周囲から機 械で日本酒がつくれるのか?という疑問があったが美味し い味の酒をもとめて努力を惜しまない人々が出した『古き
を知って新しいものを』のスタイルに基づき、無限大の可 能性を持つ機械化の導入は成功だったとのではないでしょうか。 |
| ◆手造りとは..... 手造りとはどこまで手造りが良いのかわからないが、この 蔵では微生物が繁殖しやすい良い環境づくりを、手造りだ と考える。機械というとどうしても冷たいという印象があ るが、人間が心をこめて関わっている以上造り方に善し悪 しはない。お酒機械化によりもろみがキレイに出来上がり、そのお酒を飲 んだ人々から六歌仙のお酒は 『キレイに仕上がっていておいしい!』とよくいわれるあたりは、この蔵の真の評価ではないでしょうか。 |
◆蔵を訪問..... ★蔵を訪問した際、祭日で会社はお休みだったのですが、わざわざ社長が
出迎えて下さり、そして自ら工場を案内して下さいました。それだけでも感激していたのに その晩、旧蔵の後を改造して建てた割烹料亭に招待していただき、じっくりと
お話をお聞きできたのですが、お話を聞いていると内容が酒造会社の社長とお話しているというより、 杜氏さんとお話しているような錯覚にとらわれるほど酒造りに詳しく、山形県の酒造組合の鑑定官を
つとめているだけ有り、酒造りのなんたるかを熟知しておられ、いいろいろな話を聞かせてくれました。 丁度その時、今話題の《一刻》の試作品作っていて、わざわざそれをもって来てくれて
、私にすすめ「これどう思う」「おいしでしょう?」「これを造るのには苦労したんだよな...」 と楽しそうに開発の秘話を話す顔をみて、この社長は本当に「お酒が好きな人なんだなぁ」となにかこちらがうれしくなるようなすてきな時間を過ごす事が出来ました。お酒もすすみ
話が盛り上がってくると『来年は自分も蔵に入ろうと思ってるんです』と酔った勢い でおっしゃってたんですが、先日息子さんに「社長本当にやってるの?」と
聞いたところどうやら本当にやっているとの事でした。 この分だと社長が仕込んだ大吟醸を飲める日が近々あるかも? これは、楽しみです! |
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